彼

らは、今こそ石油という化石燃料を使用せずに、天然の水で繰り返し繰り返し再生される「木質燃料」=「バイオマスエネルギー」、すなわち木を燃料とする薪ストーブの開発に取り組んだのである。そのバーモントキャスティングスが製作した、初代デファイアントを紹介しよう。

この初代デファイアントは大変流行した。その人気は想像を絶するものであり、アメリカ全土に広がり、アメリカの経済までもを動かすものとなった。

ちなみに、初代デファイアントのうちの一台が、今もわが社のショールームの入り口に鎮座し、堂々たる存在感を示している。初代デファイアントはアメリカのスミソニアン博物館にも展示されている、歴史的にも大変重要な一台である。

1975年製オリジナルディファイアント。当初は扉の部分にガラスはなく、鋳物の扉で炎が見えない。炎を見たいときは扉を開け、前面にフェンスを置き、炎を楽しんだ。

薪ストーブ オリジナルディファイアント 薪ストーブ オリジナルディファイアント