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対流とは?
空気中の水蒸気の温度が上がると、膨張し質量が小さくなり上昇します。そして天井あたりの空気が押しやられ下降します。この空気の循環を対流といいます。
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対流式ストーブとは?
輻射のストーブの側面、背面に上下に循環できるような隙間壁を作ると、その間で空気の対流が起こります。この対流を起こすことによりストーブ本体の熱を早く室内に放出する事が出来ます。これを利用したのが対流式ストーブです。
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築炉型暖炉とは?
耐熱レンガを耐火セメントを用いて作り上げていく暖炉。
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着火剤とは?
固形又はゼリー状のものもある。材質はパラフィンやランプオイルなど。形状はキューブ型やマッチタイプなどがあり、それぞれ燃焼時間が異なる。
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直接給気とは?
薪ストーブへの取り込みエアーをパイプを使って、外気エアーを直接ストーブへ繋ぎこむ給気方法です。
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低温炭化とは?
低温といっても、100℃~300℃位の温度をいいます。基本的に木などの炭化温度は230℃位とされています。この温度に達すると木は褐色化し、炭化水素等のガス(煙)を発生させます。150℃程度でも長時間、木を温め続けると、内部の組織が変化して炭化が始まることがあり、これを低温炭化といいます。
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トップとは?
形状は様々ですが、煙突最上部に取り付け、雨の侵入を防ぐ大切なものです。鳥の侵入を防ぐ為、アミ付のものもありますが、タールの付着により目づまり等を起こす可能性があるので要注意。
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ドラフトとは?
煙突を建てた後、煙突の下部を温め、上部先端部分の温度より高くすると上昇気流が発生します。これをアップドラフトといいます。この様な空気の流れを総称してドラフトといいます。
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内装制限とは?
室内に薪ストーブ、暖炉、囲炉裏などの火器を設置しようとした時、建築基準法において室内の壁、天井等の材質に制限を受けます。これを内装制限といいます。この内装制限により薪ストーブ、暖炉、囲炉裏などを設置する部屋は基本的に火気使用室扱いとなり、壁と天井を準不燃材で仕上げる必要があります。
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二次燃焼とは?
薪ストーブにおいて、炎として燃えているのは、薪が炭化し発生する炭化水素です。この炭化水素が100%燃焼すれば煙突からは煙が出ません。煙突から煙が出ているという事は、燃料が出ていることになります。この煙をストーブ内部で燃焼させるために二次燃焼装置があります。