薪ストーブ用語集

  1. 自在煙突とは?

    伸縮自在な煙突。施工後の煙突の取り外しが容易にできます。2m程度のシングル煙突において燃焼時10mm程度膨張し、長さが伸びるため、天井を突き上げる事になります。その為にも、自在煙突を使い、膨張を吸収する必要があります。

  2. 針葉樹とは?

    スギ、ひのき、アカマツ、カラマツなどの針状の葉を持つ樹木で、凍えるような寒さでも、落葉広葉樹の様に水を落とし落葉せずに冬が越せる樹。大量の油を樹体に含んでいるため、燃焼温度が高く、一般的に薪ストーブ内部を傷めるため、燃料としては注意が必要です。ススは出ますが、クレオソートは少なめです。

  3. ススとは?

    油成分を燃焼させた時に出る黒い物質。広葉樹からはあまり出ないが、針葉樹を燃やすとヤニが多いためよく出ます。

  4. スティーマーとは?

    加湿器のこと。ストーブの上に置き、蒸気を発生させ加湿する為のものです。

  5. セラミックウールとは?

    セラミック(磁器)を溶かし、糸状にして綿状にしたもので、耐熱・断熱材に使われます。二重煙突の内部断熱材に良く使われています。

  6. タールとは?

    薪の炭化温度は230℃です。薪が230℃に達すると炭化するとともに白い煙が出ます。これが炭化水素です。炭化水素は400℃程度で引火し、炎となります。炭化水素が100%燃焼すれば煙は発生しません。しかし、100%燃焼しなければ、一部の炭化水素は煙突内で冷えて液化し、結露します。

  7. 耐熱ガラスとは?

    出来る限り膨張係数を0に近づけたガラスで、熱膨張に強く割れにくい。薪ストーブの正面ドアなど、高温になる部分に使用されます。

  8. 耐熱セメントとは?

    一般的なセメントの耐熱温度は260℃とされています。これ以上の温度になると粉体に変化してしまいます。耐熱セメントはおよそ700℃ぐらいはもつとされています。ただし、乾燥していない状態で熱を加えると、沸騰してしまい、硬化しません。

  9. 耐火レンガとは?

    耐火レンガは熱に強いレンガのこと。鉄やガラスが溶けるような温度でも使用できます。1000℃を超えるいろいろな状況に応じて、その種類は非常に様々です。

  10. 耐熱塗料とは?

    熱により変質しにくい専用塗料。500℃~650℃の耐熱性を持つものが多いです。薪ストーブや煙突の表面の仕上げにも使われます。

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